傾城の品定め
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作成日時 : 2008/12/20 13:56
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前記事「夕霧太夫」で調べた西鶴「好色一代男 巻六」ですが、ほかの傾城について面白い事柄があったので別記事にしてここに載せます。このくだりは物語の主人公世之介ら五人の遊び人(笑)が傾城の品定めをする場面です。
「大橋は、せい高くうるはしく、目つきすずやかに、口つき賎しく、道中思はしからず、座につきての有様、歌よまぬ小町に等しく、心さしはよはよはとして、諸事、禿のしゆんが、知恵をかすぞかし、お琴は、ふつつか成る貌、いやらしき所、それをすく人も有、万(よろづ)かしこ過ぎて、欲ふかく、首すじの出来物、ひとつの歎(なげき)なり」
「朝妻は立のびて腰つきに、人のおもひつく所も有、脇顔うつくしく、鼻すじも指通って、気毒はその穴、くろき事煤はきの、手伝いかと、おもはる」
こうして読んでいると、傾城に溺れて骨抜きにされた人も多かったでしょうが、以外と冷静に観察している人もあったようですね。姿かたちが良くても道中に華が無いと減点の対象だったようですし、「首すじのできもの」「鼻の穴」までチェックされていたとは花魁も大変ですね(笑)
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